VMware Horizonは「トンネル接続」という必ず接続サーバを経由する方式を使用しなければ、「アクセス端末」と「VDIおよびRDSHサーバ」間は直接通信を行う事になります。
一方で、ある一定の時間VDIとの通信を続けているとハートビートのために接続サーバに通信を行います。
この時、接続サーバにアクセスできなかったり、異なる接続サーバと通信してしまうとVDIとの接続が遮断されてしまうのですが、ロードバランサを使用して接続サーバを冗長化している構成だとしばしばハートビート失敗による接続の遮断が発生します。
これを回避するためには、ハートビートをとる時間よりも長く、ロードバランサのセッション保持期間を伸ばす必要があります。
ハートビートをとる時間はHorizon Administratorの全般設定における「ユーザーの強制切断」で設定した時間の1/3の時間です。
また、上記の「ユーザーの強制切断」の設定を「なし」にしても6.6時間に1回ハートビート通信を行います。