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2017年3月16日木曜日

フォルダリダイレクトと移動プロファイルの併用

移動プロファイルはユーザがVDIやRDSHにログインすると、そのタイミングで移動プロファイルサーバに保存されていたユーザのデータを全てダウンロードするため、プロファイル容量が大きいとログインに時間がかかる事があります。

この問題を避けるため、一部分のデータはファイルサーバ上に置いたままにしておき、必要な時にファイルサーバを参照する方法「フォルダリダイレクト」を併用する事で、プロファイルデータの不必要な肥大化を避ける事が可能です。

フォルダリダイレクトはGPOの下記のパスから設定変更を行います。

パス:ユーザーの構成\ポリシー\Windows の設定\フォルダー リダイレクト
▼ 参考URL
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc732275(v=ws.11).aspx

プロファイルサイズの制限

デフォルトでは、移動ユーザープロファイルはユーザー毎に容量の制限を行っていないため、一人がプロファイルを使いすぎると、他のユーザが使用できないといった問題が生じてしまいます。

そういった問題に対応するために、GPOにおいて下記の様に設定しておくと、プロファイルサイズの制限が可能です。

パス:ユーザーの構成\管理用テンプレート\システム\ユーザー プロファイル\
項目:プロファイルのサイズを制限する
設定値:有効(任意のサイズを指定)


プロファイルキャッシュに関して

移動プロファイルは、デフォルトでプロファイルのキャッシュをローカルに保存するため、膨大な人数がVDIを共有する環境ではキャッシュによってディスク容量が逼迫してしまう恐れがあります。

これを解消したい場合は、GPOで次の設定を行ってください。

パス:コンピュータの構成\管理用テンプレート\システム\ユーザープロファイル\
項目:一時記憶された移動プロファイルのコピーを削除する
設定値:有効

これで移動プロファイルのローカルキャッシュは自動的に削除されます。

移動プロファイルのサイズに関して

デスクトップ仮想化を行う際、移動プロファイルを検討する方が多いかと思いますが、一人当たりのプロファイルのサイズはよく検討事項に挙がります。

インターネット分離の様な「ブラウザのお気に入り」と「一時保存のファイル」しか持たないような環境の場合、一人当たりのプロファイルは "100 MB"を推奨しています。

一方で、Google Chrome に関しては Chrome のみで 100 MB ほどプロファイルの容量を使用してしまうため、Chrome を使用する場合は 300 MB程度プロファイルの容量を取ると無難です。
#その他にもプロファイルの容量を多く消費するアプリケーションが存在する場合があるので、不安であればアプリケーションベンダーに問い合わせると、より正しい値のプロファイルの容量設計が可能になります。