URL コンテンツリダイレクトは、インターネット分離の際には非常に有用な機能となります(以前の記事参照)。
ここでは、URL コンテンツリダイレクト使用時の注意点についてまとめます。
※この記事では VMware Horizon の仕様、設定方法についてまとめております。
【URL コンテンツリダイレクトが使用できるブラウザ】
URL コンテンツリダイレクトは Internet Explorer のプラグインを使用するため、手元の物理 PC では Internet Explorer を使用していないとリダイレクトが発動しません。
(VDI / RDSH の規定のブラウザの設定は自由です)
【URL コンテンツリダイレクトで指定可能な URL の最大文字数】
Windows 7 → 43,679 バイト
Windows 8.1 → 4,683 バイト
Windows 10 → 5,460 バイト
【URL コンテンツリダイレクトの記述方法】
URL コンテンツリダイレクトのリダイレクト対象となる URL の設定は GPO において正規表現で記述します。少し難しいので、以下に記述例を示します。
aaa.com を含む URL → .*.aaa.com
aaa.com を除く URL → ^((?!aaa.comm).)$
***.aaa.com と ***.bbb.com を含む URL → .*.aaa.com|bbb.com
***.aaa.com と ***.bbb.com を除く URL → ^((?!aaa.com|bbb.com).)*$
【URL コンテンツリダイレクトが動かない環境】
URL コンテンツリダイレクトは Internet Explorer の プラグインを使用して URL を傍受する手法を採用しているのですが、セキュアブートを手元の物理 PC で使用していると Windows 側の技術的な制限により URL リダイレクトを実行する事ができませんのでご注意ください。